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2024.10.09 わさび初収穫

我が家のすぐそばに、主にお茶とわさびを栽培・販売しているお茶のやまよさんがいる。
僕らは2022年12月に、両河内に引っ越しをし、もうすぐ両河内での3回目の冬を迎える。引っ越す3か月前の2022年9月、静岡を台風15号が襲った。線状降水帯が発生し、清水区は大きな水害にあった。そして、やまよさんのわさび田は大きな被害を受けた。(復旧作業の様子はこちら

それから、このわさび田の復旧作業がはじまった。僕も時間があるときに、その復旧作業のお手伝いをさせていただいた。はじめは、わさび田に行くまでの道に驚いた。山をどんどん軽トラで登っていく。こんなところに、わさび田があるのか?と思うくらい、奥に奥に入っていく。
最後は車を降り、わさび田のある沢まで歩いていく。すると、視界が開けて、山と山の谷に、石垣で何段にも組まれたわさび田が現れる。水の音でとても癒される。


今日は、そんな何度も復旧作業で足を運んだわさび田で、わさびの収穫のお手伝いをした。復旧作業の時にはまだ苗も植えられていなかったわさび田がみどりでいっぱいになっていた。とっても立派なわさびができていて、この自然環境の豊かさを改めて実感した。肥料や薬も使わずに、水や空気、、自然の流れの中でこの立派なわさびができるというのはすごいことだと思った。僕は収穫したわさびを洗ったり、ネットに束ねて、モノレールのあるところまで担いで運ぶ作業を手伝った。

両河内に引っ越してきて、やまよさんのお仕事や、地域の方々と山の整備事業の仕事をしたりする機会がある。今までそんな経験をしてこなかた僕にとっては、そういった山の仕事で新たに気づかされることは多くある。

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自分の肉体を使うことだけでも、人の役に立てているという実感を持つことができるというのは、とても価値のあることなのではないかと思う。復旧作業や収穫の仕事の中で、経験のない僕でも、自分の肉体を使って、何か物を運んだりすることはできる。そうやって、自分の肉体を使って、労働という形で誰かの役に立てる経験というのは、今の時代ではそれほど多くないように感じる。何かのスキルや知識を求められ、それを武器として誰かのためになる。そういった中で生きていくと、自分が身につけたスキルや知識によって、自分の価値が認められるのだと錯覚しまいかねないような気もする。山の作業をしていると、そこにいるだけで、いろいろな作業の役に立てることが多い。山の作業を手伝うとそんな実感を抱けたりする。

普段は何気なく関わる方々ですが、世代を超え大自然と向き合ってきた場で、いつもどおりの仕事をする姿がかっこよく、一緒に収穫作業をさせてもらえて、とても貴重な機会だった。

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