BLOG どらやき喫茶

2024.10.04 金曜日のKITTO 10月1週目(vol.1)

KITTOで毎週金曜日に、珈琲や紅茶の喫茶スタイルでの出店がはじまった。(概要はこちら
午前中はあいにくの雨で、「今日は誰も来ないかもな」と思っていた。けれど、午後は毎月蒲原でやっている朝市にも来てくれるお馴染みメンバーや、BACKPACKERS HOSTEL 燕之宿に滞在している海外の方々などが来てくれて、話の尽きない時間となった。

韓国から蒲原にやってきたという女性が、あまりにも日本語が上手なので、いろいろと話を伺った。小さいころからアニメや歌が好きだったそう。音楽はJPOPを中心にさまざまなアーティストを聴くらしい。昔の日本の曲も好きなようで、「松田聖子ちゃんとか好きです」と言っていた。小さいころから、アニメを日本語で、韓国語の字幕でみていたという。親には目が悪くなるとか、勉強しなさいと言われたけれど、好きでずっと見てきたそうだ。20歳の時、家族で行った沖縄旅行ではじめての来日。その旅行で、自然と日本人が話している日本語が理解できた。そして自然と口から日本語が出てきたそうだ。それには自分でも驚いたそうだ。両親も、驚いたそうで、「小さいころからアニメ見てきてよかったね」と言われたそう(笑)←勉強しろって言ってたじゃんねって笑ってました。(笑)

小さいころからただ好きで見ていたアニメを通して、身体に日本語の「音」がしみ込んでいったのだろう。何かを習得するというのは、結局はそういうことなのだろう。頭を使って論理的に理解することと、身につくことは別次元の話なのだと思う。ひたすらに夢中になれれば、身体に自然と沁みついて、それが糧となっていくのだと思う。

目が悪くなるとか、勉強しろとか、そういう気持ちになるのはよくわかる。けれど、自分に対しても、子どもに対しても、夢中になれること、好きであることに没頭できる時間は邪魔しないでいたい。と強く感じさせられた話だった。

季節は栗シーズン。近所のおじいちゃん・おばあちゃんがたくさん栗を持ってきてくれる。我が家の毎年の栗シーズンの定番は栗きんとん・渋皮煮・栗餡。今日は、栗きんとんをつくって、ドリンクのおまけで食べてもらった。
韓国・アメリカ・ドイツからお越しの皆さんは、初めての経験だったようで、みんなそれぞれの反応で、食べてもらえてうれしかった。
ドイツ語では、栗はカスターニエというらしい。マロンはフランス語らしい。ドイツでは主に焼き栗で食べるらしく、焦げた渋皮をふぅ~と吹き飛ばして食べるらしい。

日本・韓国・ドイツ・アメリカという異なる国籍をもち、世代も様々な人たちが、蒲原という静岡市内から離れた小さな町の平日の金曜日にこうしてゆっくり時間を過ごし、関わりあえる機会が初回から生まれるとは思ってもいなかった。週1回という頻度ではあるけれど、開いていれば何か自分の想像しなかった出来事がおこっていくのだろう。
ただ、まずは足を運んでくれた人がゆっくりできたり、安心できる空間であれたらと思う。そして、自分自身もこの週1回の時間の中での新たな体験の中で、気づけること、感じられることを大切にしていけたらと思う。

次回は10月11日 10:30-15:00(LO.14:30)です。よろしくお願いします。

-BLOG, どらやき喫茶

PAGE TOP